2021.11.26
足の裏は体の中で一番汗が出やすい?!しっかり洗っても臭くなる原因と徹底的にニオイケアする5つの方法
居酒屋でお座敷に上がるときや、友人宅におじゃまするとき。
やっぱり気がかりなのは、「足のニオイ」ですよね。
キレイに洗っているはずなのに、「時間が経つとにおってしまう」という女性はとても多い様子。一体どうしてこんなに臭ってしまうのでしょう?実は、足は他のパーツよりも臭くなりやすい、さまざまな理由があるんです!本日は、「本当に正しい足のニオイケア」についてご紹介していきます♡
洗っているはずなのに…。どうして足はこんなに臭くなるの?
日本は欧米と違って、「室内では靴を脱ぐ」と言う文化があります。
お座敷に上がるときや人の家にお邪魔するとき、「私の足のニオイ、大丈夫かな…?」と心配になったことはありませんか?人前で靴を脱ぐ機会がある以上、やっぱりニオイのケアはしておきたいですよね。
もっとひどい場合だと、靴を履いている状態でも臭う、ということも。
そうなるとますます周りから気づかれる可能性も高くなります。
決して足を洗っていないわけではないのに、どうして時間が経つとニオイが復活してしまうのでしょうか?実は、ほかの部位よりもニオイが発生しやすいさまざまな条件が揃っていたのです!
足は雑菌にとって天国なんです!
足が体のほかの部位に比べてニオイが発生しやすい理由
1、角質層が厚い
まず挙げられる一つ目の理由は、「足の裏は角質層が厚い」ということです。
足の裏を触ってみるとわかると思うのですが、他の部位よりも皮膚が硬くて、少しゴワゴワしていますよね。これは、足の裏の角質層がほかの部位と比べて厚いから。たとえば、顔の角質層の厚さは平均0.02mmと言われていますが、足の裏はなんとその100倍の2mm!!
これは、常に体重を支え続ける足の裏が、その衝撃に耐えられるように防御機能として厚くなっているのです。
ここで一つ疑問が起こります。
それは「角質層が分厚いのと、ニオイにどんな関係があるの?」ということ。
実は、関係が大アリ!
角質というのはターンオーバーによってぽろぽろとはがれていきますが、その剥がれ落ちた角質は、雑菌にとって恰好のエサ。つまり、角質がたっぷり存在する足の裏は、雑菌にとっては食べ放題の天国のような環境なのです。
2、汗腺が多い
また、「足の裏は汗をかきやすい」ということをご存じでしたか?
実は、足の裏は非常に「汗腺」が多いと言われています。
その数については諸説ありますが、1平方センチメートルあたり600個という説も。
この数は、体の部位の中で一番多いとも言われています。
たくさんかいた汗は、角質とともに雑菌のエサになり、分解・酸化されてニオイを発生しています。
また、食生活が乱れている人や、ストレスの多い日々を送っている人は、汗そのものにニオイ成分が多いともいわれています。
3、靴でおおわれている
一番大きな原因はコレ!外出するとき、足は常に靴でおおわれていますよね。
裸足の状態なら、かいた汗も時間が経つつれ蒸発することができますが、靴の中では汗が逃げる場所が無いので、ムレムレの状態に。高温多湿は雑菌にとって最高の環境なので、どんどん繁殖してニオイを発生してしまうのです。
特に革・ゴム・ビニール等でできているパンプス等は通気性が悪いので、注意が必要です。
さらに、女性の場合はストッキングやタイツを履くことも多いですが、これらを履いているとますます汗が逃げづらくなるので、雑菌の繁殖に追い打ちをかける原因になります。
しっかりニオイを防ぐためには、ほかの部位と同じようにただ洗うだけではダメ
きちんと「正しい方法」でニオイケアをすることが重要です。ということで、ここからは臭くなりやすい足の裏を徹底的にニオイケアをする方法をご紹介したいと思います♡
1、ボディソープではなく石鹸で洗う
あなたは足を洗う時、どんな洗浄剤で洗っていますか?おそらく多くの方は「ボディソープ」で洗っているのではないでしょうか。
実はここが落とし穴!市販のボディソープの多くは、「保湿力」にばかりこだわっているものも多く、実は洗浄力があまり高くありません。
前述のとおり、足の裏は他のパーツと比べて角質がたっぷり。
余分な角質は、雑菌のエサとなっていしまいがちです。そのため、ニオイ対策のためにはしっかりと余計な角質を落とすことが大切。ボディソープでは、足の角質を落とすには不十分かもしれません・・・。
すこでオススメなのが、昔ながらの「固形石鹸」。石鹸素地でできている固形石鹸はphがアルカリ性であるため、余分な角質や汚れを洗浄する能力に非常に優れています。
最近は足の裏の角質ケアに特化した固形石鹸なども販売されているので、そういったものを活用するのもアリかもしれませんね♪
2、靴下やフットカバーを履く
足の裏には汗腺がたくさん。靴を履いていると汗を蒸発することができないため、蒸れてニオイを発生してしまいます。
それを防ぐのに重要なのが、「靴下を履く」ということ。
靴下は余計な汗を吸収してくれるので、足の裏をサラサラに保つのに一役買ってくれます。
オススメは、綿、シルク、麻などの天然素材でできている靴下。こういった素材は吸水性に優れているため、汗をしっかりと吸い取ってくれます。
「パンプスを履いているので靴下を履くわけにいかない」という方は、パンプス用のフットカバーなどを使用するのも手。バレずに汗を吸い取ることができますよ♪
3、殺菌効果のある消臭ミストを使う
ニオイが発生するのは、足の裏にいる雑菌が汗や角質をエサにして繁殖するからでしたよね。つまり、雑菌の繁殖を防ぐことができれば、ニオイはコントロールできるということ!
そこで非常に有効なのが、「殺菌効果のある消臭ミスト」。
IPMP(イソプロピルメチルフェノール)などの殺菌成分が配合されたミストを靴を履くまえにシュッとスプレーしておけば、日中雑菌が繁殖するのを抑えることができます。
また、そういったミストを日ごろから携帯しておけば、「あれ、なんか臭ってきた…?」というタイミングですぐに消臭することができるのでおススメです。
4、連続で同じ靴を履かない
お気に入りの靴があると、つい毎日履きたくなってしまいますよね。
だけどニオイ対策のためには、同じ靴を連続で履くのは避けるのがオススメ。毎日同じ靴を履いていると、中を乾燥させる時間が足りないので、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
同じ靴を履くのは、少なくとも1日おきにしておきましょう。
5、靴を保管するときはシリカゲルを入れておく
帰宅後、靴を下駄箱で保管するときに、雑菌の繁殖を抑える裏ワザがあります。
それは、靴用の「シリカゲル」を入れておくということ。
シリカゲルとは、お菓子などによく入っている「乾燥剤」のこと。最近は靴専用のシリカゲルが販売されているので、家に帰ったらそういったものを靴の中に入れておきましょう。
シリカゲルを入れておくことで靴の中がしっかりと乾くので、雑菌の繁殖を防いでニオイが発生するのを抑えることができますよ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?本日は足のニオイの原因とその対策法をご紹介しました。
お座敷に上がる機会が多い日本においては、足のニオイケアは大切なエチケットです。
ニオイを抑えるためには、ただなんとなく洗っているだけではダメ。
しっかりと根本にアプローチして、いつでも靴を脱げるようにしておきましょう♡
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