2021.02.19
【アミノ酸系?硫酸系?】デリケートゾーン用ソープの選び方!
突然ですが、あなたはデリケートゾーンをちゃんと洗えていますか?
デリケートゾーンの正しい洗い方ってなかなか教えてもらう機会がないですよね。
学校でも教わらないし、親には聞きづらいし、友達にも恥ずかしくて聞けない…。
お肌に優しくない石けんで洗っていたり、正しい方法で洗えていなかったりすると、デリケートゾーンが荒れて痒みや痛みが生じてしまったり、雑菌が繁殖して臭いがどんどん強くなってしまう可能性も。
本日は、「デリケートゾーン用ソープの選び方」から「デリケートゾーンを洗う時のポイント」まで、詳しくご説明したいと思います。
私の洗い方、もしかして間違ってる…?今すぐチェック!
友人に聞きにくいお悩みの五本指に入るのが、「デリケートゾーン」に関する話題。
「みんなどんなデリケートゾーン用ソープを使っているんだろう…。」
「みんなどうやって洗ってるんだろう…。」
と思ったことはありませんか?
なかなか知られていない、デリケートゾーン用ソープの選び方や、正しい洗い方。
聞きづらい話題だということもあり、女性の多くはみんな自己流で洗っているよう。
そのため、知らず識らずのうちに「間違った選び方」や「間違った洗い方」で洗っている方は意外にたくさんいます。
「私は正しく洗えているのかな…?」と不安になってしまった方は早速チェック!
次のような項目に思い当たる節がある方は要注意です。
・どんな洗浄成分が使われているのか分からない
・ボディソープで洗っている
・膣の中まで洗っている
・洗ってもアソコの臭いが気になる
このような選び方・洗い方を続けていると、雑菌が繁殖して炎症を起こしてしまったり、臭いが強くなってしまう原因にもなってしまいます。
それに、自分は大丈夫なつもりでも、実は彼氏や友達に「なんか臭う…」と気づかれていることも。
臭いや炎症を防ぐためにも、「正しいデリケートゾーン用ソープの選び方」や「正しい洗い方」を心がけることが非常に重要です。
そのデリケートゾーン用ソープ、本当にお肌に優しい・・・?
まず大事なのは、正しいデリケートゾーン用ソープの選び方を知ること。
「デリケートゾーン用ソープならどれもお肌に優しいはず♡」なんて過信は禁物!
実は、市販で販売されているデリケートゾーン用ソープの中には、お肌への刺激が強いものも多いのをご存知でしたか?
今あなたが使っているデリケートゾーン用ソープも、もしかしたら「ほとんどボディソープと変わらない」品質である可能性も・・・?!
お肌のことを考えるなら、成分表を見ながら賢く選ぶことが大切です。
デリケートゾーン用ソープを選ぶときのチェックポイント
ということで、ここからはデリケートゾーン用ソープを買う時にチェックしたいポイントをご紹介します。これらの項目さえ確認しておけば、「大ハズレ」は避けることができます。
あなたが愛用しているそのデリケートゾーン用ソープも、今すぐ成分表をチェックしてみて!
本当にお肌に優しいものなのか確認してみましょう♡
①pH(ペーハー/ピーエッチ)が弱酸性かどうか
まず最初に確認すべきは、「pH(ペーハー/ピーエッチ)」値。
小学生のときに理科の授業でならったと思うのですが、覚えてますか?
青のリトマス試験紙が赤くなれば「酸性」、赤のリトマス試験紙が青くなれば「アルカリ性」っていう、アレです。
懐かしいですよね(笑)
デリケートゾーン用ソープを選ぶときも、このpH値がとっても大事。
健康な女性の膣のpH値は、だいたい3.5~4.5の弱酸性だと言われています。これは腕などのデリケートゾーン以外の肌と比べると、少しだけ酸性寄りです。
酸には殺菌作用があるので、膣が弱酸性に保たれていると細菌の繁殖を防ぎ、クリーンな状態を保つことができるのです。
しかし、生活習慣の乱れや、ホルモンバランスの乱れ、デリケートゾーンの洗いすぎなどで膣内環境がアルカリ性に偏ってしまうと、細菌が増殖してしまったり、臭いや痒みが発生してしまったりするのです。
そのため、デリケートゾーン用ソープを買うときも膣のpH値を壊さないものを選びましょう。
一般的なせっけんやボディソープの多くは、pH値がアルカリ性になっています。
お肌への優しさを考えたら、やっぱり膣と同じ「弱酸性」のものを選ぶとベスト。
弱酸性のデリケートゾーン用ソープは、たいていパッケージやホームページにpH値が記載されているので、チェックするようにしてみてくださいね。
②サルフェートが入っていないか
もう一つの大事なポイントは、「サルフェートが入っていないか」ということ。
サルフェートとは、洗浄成分の一種で、「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」といった硫酸系界面活性剤のことです。
これらの洗浄成分は、脱脂力や洗浄力が非常に強いのが特徴。
こういった成分の入ったソープで洗浄すると、膣が乾燥してしまったり、常在菌のバランスが崩れてしまう可能性も。
敏感肌の方は特に刺激を感じることがあるので、パッケージ裏の成分表をチェックしてこれら2つの成分が入っていないかどうかを確認するようにしましょう。
③アミノ酸系 or ベタイン系の洗浄成分を使っているか
では、どのような洗浄成分を使ったデリケートゾーンソープが良いのかと言うと、「アミノ酸系」もしくは「ベタイン系」の洗浄成分が入っているものです。
成分表には下記のような記載がされています。
・「~タウリン」 (例)ココイルメチルタウリンNa
・「~アラニン」 (例)ラウロイルメチルアラニンNa
・「~サルコシン」 (例)ココイルサルコシンNa
・「~グルタミン酸」 (例)ココイルグルタミン酸TEA
・「~アスパラギン酸」 (例)ラウロイルアスパラギン酸Na
・「~ベタイン」 (例)コカミドプロピルベタイン
これらの洗浄成分は、お肌に対して刺激が少ないことで知られています。
成分表をチェックして、刺激の少ない洗浄成分が使われているデリケートゾーン用ソープを選ぶのがオススメです。
デリケートゾーン用ソープを使った正しい洗い方
正しいデリケートゾーン用ソープの選び方が分かったところで、続いては「正しい洗い方」を学びましょう♪
なかなか学ぶ機会が少ない、デリケートゾーンの洗い方。
意外に間違った方法で洗っている方も多いよう。
これからご紹介するポイントをチェックして、あなたも正しく洗えているか見直してみましょう♡
①デリケートゾーンソープをよく泡立てる
意外にあるNGが、ソープの液体をそのまま直接デリケートゾーンにつけてしまうということ。面倒なのは分かりますが、濃度が高い状態のソープをそのままお肌に乗せると肌トラブルの原因にも。
最初に手のひらでよく泡立ててから、お肌に乗せるようにしましょう。
このとき、泡立てネットを使うと泡立ちやすいのでオススメですよ♡
②前から後ろに向かって洗う
これはちょっとしたコツですが、洗う時は「前からうしろ」の順番で洗うとスムーズに洗うことができます。
洗い方の手順は次の通りです。
1、まずはVゾーンのアンダーヘアをくるくると洗う
(ここからスタートすることで、ソープがより泡立ちやすくなります)
2、Iラインのアンダーヘアも、地肌をマッサージするようによく洗う
3、太ももの付け根→クリトリス→尿道口の順に洗う
4、大陰唇をよく洗ったあと、大陰唇を開いて小陰唇を洗う
5、最後に肛門を洗う
6、ぬるま湯で泡をよくすすいだら完了
これが一連の流れ。
こうすることで、洗い残しなくキレイに洗うことができます♡
③膣の中は洗わない
デリケートゾーンを洗う時に気を付けてほしいのが、「膣の中は洗わない」ということ!
膣の中まで洗ってしまうと、膣の常在菌バランスや自浄作用が乱れてしまう原因にも。
臭いが気になるときは中まで洗いたくなってしまう気持ちも分かりますが、余計に悪化してしまう可能性もあるので、ソープで洗うことは避けましょう。
どうしても膣の中の臭いや不快感が気になる場合は、ソープではなく、市販されている「膣内洗浄液」などを使用してみても良いかもしれません。
日中のケアも意識するとなお良し♪
デリケートゾーンを正しく洗えるようになると、クリーンな状態を保てるようになるので、じきに臭いも気にならなくなるはず♪
それに加えて、「日中のケア」も意識するとさらに清潔に保つことができます。
たとえば、
・パンティライナーや生理用ナプキンはこまめに取り換える
・下着はシルクなどの通気性の良いものを選ぶ
・デリケートゾーン用の携帯スプレーやウェットティッシュで臭いケアをする
などは、アソコを清潔に保つのに非常に有効です。
「洗ってからしばらくすると臭いが復活する・・・」と言う方はぜひ試してみてください♡
本日は「デリケートゾーン用ソープの正しい選び方」と「正しい洗い方」についてご説明しました。
デリケートゾーンの痒みや臭いでお悩みの方はぜひ今一度、正しい方法でケアできているか見直してみてくださいね♡
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