2021.10.25
あなたの洗顔方法は間違っている?正しい洗顔のノウハウをご紹介
皆さん、毎日の洗顔はどのように行っていますか?
水洗いでパパっと済ませる人もいれば、毎回石鹸を泡立てて入念に洗っている人など、十人十色の洗顔方法があるかと思います。
しかし実際、どの洗顔方法が正しいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、“洗顔”についてのノウハウをピックアップ。
洗顔方法や石鹸の選び方、自身の肌タイプ診断などを細かく伝授していきます。
洗顔石鹸の種類
まずは、洗顔に適している石鹸についてご紹介していきます。
ご自身が使っている石鹸と見比べながら参考にしてみてくださいね。
洗顔石鹸を選ぶときは、まず自分の肌がどのような性質を持っているかを知るところからスタートします。
自分の肌に合った石鹸を選んで、正しく美しい肌を目指していきましょう。
普通肌タイプ
普通肌の人は、油分と水分のバランスが良好な人です。
ニキビや肌荒れといった肌トラブルにあまり悩まされない人が分類されます。このような人は、毎日の洗顔で肌の調子を整えられる洗顔石鹸をチョイスするとGOOD。
おすすめするのは、「アミノ酸」が配合された洗顔石鹸です。
アミノ酸からはコラーゲンが作られるので、肌のうるおいや質を保つのに効果を発揮します。
普通肌の人でも、「夏場の紫外線や乾燥などで悩まされがち」「冬の乾燥肌がどうにも治らない!」といった人にはぴったりですよ。
乾燥肌タイプ
肌のうるおいが少ない・パサつきがある肌、といった人は乾燥肌タイプに分類されます。
乾燥肌の人は肌表面の油分と水分のバランスが崩れて、水分が蒸発しやすくなっています。
このために皮膚のターンオーバー(肌が一定のサイクルで生まれ変わるしくみのこと)が遅れてしまうといったトラブルのもとになります。
乾燥肌の人は、なんといっても肌のうるおいを保つことが重要なポイントになります。
こんな時におすすめしたいのは、天然成分のオレイン酸が配合された洗顔石鹸です。
オレイン酸は皮脂ととても近い構造をしています。
そのため刺激が少なく、皮脂の落としすぎも予防することができる優れもの。
水分が蒸発するのを防いでくれるので、自然とうるおい肌に近づきますよ。
混合肌タイプ
混合肌の人は、部分的にかさつき・べたつきなどが起こっているタイプのことです。
かさついている部分には水分が必要で、べたついているところには皮脂が過剰に分泌されています。
いろんなトラブルが起こっているので、洗顔石鹸を選びにくいと感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな混合肌の人におすすめしたいのが、「セラミド」が配合されている洗顔石鹸です。
セラミドは肌の角質層に存在しており、実に肌の水分量80%を保っていると言われています。
万能なセラミドを補給することで水分量が増加して、皮脂の軽減にも効果があります。
混合肌タイプの人には嬉しい効果がたくさん詰まっているので、ぜひチョイスしてみてくださいね。
脂性肌タイプ
肌がべたつきがち、黒ずみやニキビに悩んでいる人は脂性肌と言われています。
脂性肌タイプの人には、「パーム油」が配合された洗顔石鹸がベストです。
パーム油には天然の保湿成分であるグリセリンのほか、ステアリン酸やパルミチン酸などが豊富に含まれています。
これらは皮脂を洗い流す効果が高いので、ぜひ選んでみてくださいね。
水洗顔・お湯洗顔どちらが正しいの?
続いて伝授していくのは、水の温度についてです。
皆さんはどれくらいの温度で洗顔を行っていますか?
水でさらっと流す人もいれば、入浴の際に体を流す温度のお湯で洗っている人もいるかと思います。
そこでここからは、洗顔にぴったりの温度を伝授していきます。
結論から言うと、適切な温度は「ぬるま湯」くらいです。
一般的に良いとされているのは、32度前後のお湯です。
しかし上記で紹介した「○○肌」によって、厳格な適正温度は変わってくるので、順番に紹介していきます。
普通肌タイプ
基本的に肌がしっとりしていて、皮脂と水分のバランスが良い人は35度前後のお湯で洗うとGOOD。
体温よりも少し低い温度のお湯で洗顔することで、余分な皮脂を程よく洗い流すことができますよ。
乾燥肌タイプ
頬や口元などの乾燥が気になる人は、30~34度くらいのお湯がベスト。
適正温度よりも少し低いかな、くらいの温度で洗うと肌の皮脂量やうるおいを保ちやすくなります。
しかし洗顔のし過ぎはNG行為となります。
逆に乾燥の原因になってしまうので、洗顔するときは注意してくださいね。
脂性肌タイプ
てかりなどが気になる脂性肌タイプの人は、脂の出すぎを抑えるために36~38度の少し温かいお湯での洗顔がおすすめです。
脂性肌タイプの人は、毛穴が開きやすく皮脂や汚れが溜まりやすい傾向にあります。
少し高い温度のお湯で洗うことで、てかりなどが抑えやすくなりますよ。
水洗顔が適していないワケ
中には洗顔をする際に、目を覚ますことも兼ねて水でジャバジャバっと洗顔する人もいるかと思います。
しかし水洗顔をすると、余分な皮脂が十分に落とせない問題が発生します。
てかりの要因にもなるので、水だけで洗顔している人は今すぐにでも温度の調節をしてくださいね。
洗顔方法について
正しい洗顔石鹸と温度を学んできたので、ここからは今すぐできる正しい洗顔方法を紹介していきます。
文字でみると行程が多く見えますが、実際にやってみると3分もかからずに洗顔が終了します。
ぜひ洗顔工程を覚えて、ツルツルの肌を目指していきましょう。
手を綺麗に洗う
洗顔をする前には、まず手を洗いましょう。
手に汚れがついていると、泡立ちが悪くなります。
「洗顔石鹸を泡立てると綺麗になるんじゃない?」と思いがちですが、そもそもの泡立ちが悪くなってしまうので注意してくださいね。
顔をぬるま湯で洗う
洗顔石鹸を顔につける前に、顔を多少濡らしておきます。
こすったりする必要はないので、少しぬるいかな?と思うくらいのお湯ですすぐと良いですよ。
適量の洗顔料を泡立てる
ここでポイントとなるのが、洗顔料を“適量”で取るということです。
多すぎたり少なすぎたりするときちんと泡立たないので、規制製品の適量をよく読んで泡立たせていきましょう。
泡を作る時は片手をボウル、もう一歩の手を泡立て器のイメージとしてとらえます。
最初に洗顔料に水を加えていきます。
少なすぎると泡が立ちにくくなってしまうので、「多すぎるかも」と思うくらいの水を加えるとちょうどいいですよ。
泡立て器のように泡を作っていくと、次第に「キメの粗い泡」が誕生します。
この段階まで来たら、「空気を含ませること」「水を含ませること」を意識しながら泡立てていきます。
水は何度かに分けて少しづつ足していくと、次第にコツがつかめますよ。
するとだんだん、もっちりとした泡が誕生します。
目安は手をさかさまにしても、泡がこぼれないくらいのもっちり度合いです。
このもっちりとした泡が、古い角質や毛穴の汚れを吸い取ってくれる役目を果たします。
泡を作るのに慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、諦めずに挑戦してみてくださいね。
泡を肌に乗せて、なめらかに洗う
もっちりとした泡が完成したら、いよいよ洗顔に移ります。
この時に気を付けてほしいのが、決して肌をこすらないことです。
“肌が動かない程度の力”であらうことを意識すると分かりやすいかもしれません。
特に頬の部分は範囲が広いので、うっかりゴシゴシと洗ってしまいがち。
手と顔の間に泡を挟むイメージで肌の上を転がしていきましょう。
さらに毛穴の目立ちが気になる人は、泡を毛穴にギュッギュッと詰め込むイメージで洗いましょう。
すっきりとした洗い上がりになりますよ。
顔の水分を丁寧に拭き取る
洗顔が終わったら顔の水分を拭きとっていきます。
この時は決してゴシゴシとこすらないでくださいね。
肌にそっとあてて、タオルに水分を吸収させていくように拭き取りましょう。
最後はスキンケアを忘れずに
洗顔直後の顔は、水分がとても蒸発しやすい状態です。
せっかくの丁寧な洗顔が無駄になってしまうので、洗顔を終わった後はできるだけ早くスキンケアを行ってくださいね。
まとめ
今回は、洗顔についてのノウハウを紹介していきました。
先ほども紹介しましたが洗顔をするときに大切なのは、まず自分の肌タイプを知ること。
続けて、自分の肌タイプに合った洗顔石鹸を使用することです。
自身の肌タイプやトラブルをしっかり理解した上で、正しい洗顔に挑戦してみてくださいね。
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