2020.03.31
ダブル洗顔不要のクレンジングって実際どうなの??クレンジングの仕方で肌は変わります♡
皆さんは、ダブル洗顔不要のクレンジングって、使用したことはありますか?
正直なところ、洗浄力が不安な方も多いのではないでしょうか。
最近よく聞く『ダブル洗顔不要』というおすすめ文句。なぜ人気が高まっているのでしょうか?
今回はこちらに着目して、メリットやあなたにぴったりのクレンジングを提案させていただきます♡
そもそも『ダブル洗顔』ってなあに?
そもそも『ダブル洗顔』とは、クレンジング剤で化粧を落とし、洗顔料で肌の汚れを落とすという2段階の洗顔方法のことを指します。
ちなみにダブル洗顔をする習慣は、実は日本人特有なのだそう。驚きですよね…!そうなってくると、本当にダブル洗顔が必要なのか、気になってきます。
まずはクレンジングと洗顔の違いを見てみましょう♪
→主に油性の汚れを落とすためのもの
・メイク汚れ
・毛穴の黒ずみや、毛穴に詰まった角栓等
→主に水性の汚れを落とすためのもの
・古くなった角質
・皮脂汚れ
・汗やホコリなどの汚れ
クレンジング剤と洗顔料には、それぞれ特有の役割があったのですね。どちらも汚れを落とすためのものですが、落とせる汚れの種類が異なります。
ちなみに、欧米でダブル洗顔が主流でない理由は、白人の肌は日本人の肌に比べ皮脂分泌が20%ほど少ないからだそうです。皮脂分泌量の少ない白人にとっては、ダブル洗顔はただ乾燥を引き起こしてしまうだけで、リスクが大きいからだと考えられます。
とはいえ、日本人でも乾燥肌や油性肌、混合肌や普通肌など、肌には人それぞれの特徴があります。つまり、日本人でも、ダブル洗顔が必要な人とそうでない人がいるのです。
では、実際にどんなタイプの肌はダブル洗顔が不要なのでしょうか?詳しく見ていきましょう!
あなたの肌はどっち?ダブル洗顔が必要?
日本人=ダブル洗顔が必ずしも必要ということではないということが分かりましたが、実際にダブル洗顔の向き・不向きはどこで判断したらよいのでしょうか?
下記をチェックして、あなたはどちらのタイプか調べてみましょう!
・ベースメイクが濃いめ
・毛穴詰まりが気になる
・肌の油分量が多い
・思春期である
・メイクが薄め
・乾燥肌
・洗顔後の肌の突っ張りが気になる
・乾燥によるごわつきが気になる
あなたのタイプはどちらでしたか?
乾燥肌の方や、洗顔後に肌がつっぱってしまう…そんなお悩みを抱えている方にとっては、ダブル洗顔は不向きです。洗顔の回数が増えると、どうしても肌の乾燥は悪化します。『ダブル洗顔はあたりまえ!』と固定概念にとらわれるのではなく、自分自身の今の肌の状態とよく向き合って選ぶことが大切ですよ。
ただし、クレンジングをしないことによって、メイクが残ってしまうのは肌にもっと悪影響を与えてしまいます。肌に負担をかけないように意識しながらも、しっかりと丁寧に落とすように心がけましょうね。
ここ数年、『ダブル洗顔不要』のクレンジングが人気になってきたのには、ミネラルコスメの普及と、クレンジングによる肌負担を気にする女性が増えたからではないでしょうか。
クレンジングによる肌の負担の原因は、主にクレンジングの成分と誤ったクレンジングの仕方によるものです。
では、次にこれらの2つを詳しく見ていきましょう!
クレンジングによる肌への負担の原因
クレンジングの主成分は油性成分(オイル)と界面活性剤です。
まず油性成分がメイクを肌から浮かせます。その後、界面活性剤が浮かせた油性の汚れを水になじませ、洗い流せるようにしているのです。
これらの2つの成分は、メイク汚れを落とすためにどちらも欠かせない成分ですが、肌へ負担がかかってしまうのも事実です。以下がこれらの成分から予想できる肌への悪影響です。
・肌に残りやすい(ニキビ・シミの元になってしまう可能性あり)
・潤いを奪う
・油分が酸化し、毛穴の黒ずみに繋がる
・洗浄力が強く肌荒れになる
・肌の保湿成分(セラミド)が洗い流されてしまう
・角層のバリア機能を壊してしまう危険性がある
これだけ見ると、かなり怖い成分のように感じてしまうかもしれませんが、今では肌への負担を考えられたクレンジングや洗顔料が多く販売されておりますので、必要以上に怖がる必要はありません。
ですが、今まで値段や見た目、何となくこれでいいか!というような理由でクレンジングや洗顔を選んでいたという方は、今度は『成分』に着目するようにすると良いかもしれません。敏感肌の方は特に、これらの成分が少なめのものを選ぶと良いでしょう。
★ダブル洗顔不要のメリット
大きなメリットは、「洗顔の時間を短縮出来ること」「肌負担を減らせること」の2つではないでしょうか。
仕事で疲れて帰ってくると、どうしてもスキンケアをするのが面倒になってしまいますよね。ダブル洗顔不要のクレンジングを使用すれば、メイクをしていても短時間でクレンジング・洗顔を終えることが出来ます。忙しい女性の味方ですね♡
また、ダブル洗顔による肌の負担軽減により、乾燥肌・敏感肌の改善が期待できますよ。
【タイプ別】ダブル洗顔不要のおすすめクレンジングをご紹介!
ダブル洗顔についてわかったところで、次はいよいよ実践編です!ダブル洗顔不要のクレンジングにも、様々な種類のものが販売されています。
自分の肌質によってクレンジングを選ぶことで、肌質改善へと繋がります。肌のダメージを軽減しながら、潤いのあるツヤ肌を目指しましょう♪
ダブル洗顔不要クレンジングの選び方
①クリームタイプ
まず一つ目はクリームタイプ。クリーム状のなめらかなテクスチャが特徴です♪伸びや肌なじみがよく、肌への摩擦が少ないことが魅力ですね。また、他のクレンジング剤と比べて油分が多く含まれているので、洗い上がりがしっとりとしますよ♡
✕避けたほうが良い肌質→油性肌
②オイルタイプ
オイルタイプのクレンジングは、油分量が多いため、一番の洗浄力を誇ります!
濃いめのメイクまでこすらずにするりと落とせるので、とっても便利ですよね。どんなメイクでもしっかりと綺麗に落としたい…けどダブル洗顔はしたくない!そんな方におすすめですよ♡
✕避けたほうが良い肌質→油性肌・敏感肌・乾燥肌
③バームタイプ
今やこのタイプが大人気ですよね。バームクレンジングは、保湿成分を含みながらも油分も多めなので、綺麗にメイクを落とすことが出来ます。毛穴に詰まった油分によってできた黒ずみ改善にも効果的なので、毛穴の黒ずみが気になる方にもおすすめです。また、肌にのせるとオイルのように溶けるタイプが多いので、摩擦も少なく肌への刺激も少ないのも嬉しいですね!
✕避けたほうが良い肌質→油性肌
④ミルクタイプ
続いてはミルクタイプ。名前からして肌に優しそうですよね!(笑)乳液のようなテクスチャで、肌にすっと馴染んでくれます。洗い上がりの突っ張り感も少ないので、肌への刺激が気になる方におすすめですよ。ただ、クレンジングの中では一番洗浄力が弱いものになるので、メイクが薄めな方に向いています。
✕避けたほうが良い肌質→なし
⑤リキッドタイプ
リキッドタイプは、オイルよりもさらっとしたテクスチャが特徴です。さっぱりとした仕上がり&メイクの落ちにも問題なしです♡オイルのベタツキ感が苦手な方におすすめです。
✕避けたほうが良い肌質→乾燥肌
正しいクレンジングの仕方
次に、正しいクレンジングの仕方について見ていきましょう!
今まで何となくささっと洗っておしまい!だった方は、クレンジングの仕方次第で、肌質も大きく代わってきます。インナードライでお悩みの方も、クレンジングの仕方を見直すことで改善された!なんて口コミもよく耳にします。
今一度、クレンジングの仕方を見直してみましょう!
正しいクレンジング方法
①洗顔の前に必ず手を洗い、清潔な状態にする
②目元・口元などメイクの濃い部分を先に落とす
③乾いた手にクレンジング剤を取り出し、手のひらで温める
※塗れたままでOKのものもありますが、洗浄力が弱まってしまう可能性があります。できれば乾いた手で行うように心がけましょう♪
④肌に摩擦を与えないよう、力をいれずに優しく顔に伸ばす
※クレンジングはあくまでも『メイク汚れを落とすもの』。美容液でもマッサージ剤でもありません。肌にのせている時間はなるべく短めにすることを意識してください。
⑤ぬるま湯(34度くらいがベスト!ちょっとぬるいと感じるくらい)で洗い流す
※シャワーの水圧でも肌に負担がかかります。手のひらに水をためて、クレンジング剤が残らないよう丁寧に洗い流しましょう!
⑥清潔なタオル・もしくはティッシュやキッチンペーパーで拭く
※おすすめはティッシュやキッチンペーパー。タオルはいくら清潔にしているといっても、何度か使ったものならば雑菌が繁殖しているかも。その都度使用できるこちらの2つがおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は今話題のダブル洗顔不要クレンジングについてお話させていただきました。ダブル洗顔が悪いということではなく、自分の肌の状態によって使い分けてみることが大事かなと思います。
お化粧が薄めの日はダブル洗顔不要なものでも十分メイクを落とすことも可能です。特に今はとても肌が乾燥する季節です。取り入れるなら今!かもしれませんよ♡
肌質を変えていくにはクレンジングが一番大事と言っても過言ではありません。自分にあったクレンジング剤を見つけて、美肌を目指していきましょう♪
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