2022.04.12
唇が乾燥して痛い！原因と対策、おすすめのケアの仕方を解説
「いたっ！」と気づくと、唇の皮が剥けていたり、ひびが入ったりして荒れていたなんてことはありませんか？唇が乾燥などで荒れると、口紅やリップグロスなども塗りにくく、メイクも決まりにくいですよね。
また、少し顔を動かしたり、食事を取るたびにヒリヒリと痛んだりと良いことがありません。このつらい唇の乾燥には、いくつかの原因が考えられます。
この記事では、唇が乾燥する原因と具体的なケアの方法についてご紹介します。
唇が乾燥するとどうなる？
顔のスキンケアに比べ、唇のスキンケアは後回しになりがちという人もいるのではないでしょうか？唇の乾燥は、つらい症状を引き起こします。
具体的に、唇が乾燥するとどのような症状が起きるのかをご紹介します。
カサカサになってひび割れすることも
まず唇が乾燥すると、カサカサと皮がめくれひび割れを起こします。このひび割れが悪化すると、血が出て痛みを感じたり、たて皺ができたりしてしまいます。
口角が炎症を起こすことも
唇の乾燥によって引き起こされる症状は、唇以外の場所にも現れます。口の端、口角にも症状が起きる場合も十分あります。口角の場合は、口を開けたときや口角をあげたときに切れてしまい、口を開けるのもつらいという状況が続くこともあります。
唇の乾燥の原因は？
唇が乾燥する原因はいくつかあります。主に、環境やストレスといった自分では原因を取り除くことが難しい場合と、普段何気なく行っているクセや生活習慣といった自分で取り除くことができる場合に分かれます。今回は、自分で対処できる原因をご紹介します。
唇をついついなめてしまう
唇が乾燥しているときに無意識に唇を唾液でうるおわそうする習慣は、さらなる乾燥を引き起こす原因です。唾液で唇の保湿はできません。実際、唇をなめたあとは、すぐに唇が乾燥しませんか？これは、唇についた水分が蒸発していることが原因といわれています。
唇は角層が他の部位に比べて薄く、刺激に敏感な部分です。そのため、なめる以外にも、唇の皮を指や歯でめくったり唇をよくさわったりするなどの刺激もよくありません。
洗いすぎて水分がなくなる
洗顔やクレンジングなどで、他の顔の部分と同じように洗っていませんか？唇は各層が薄く繊細で、他の部分に比べて水分をためにくい場所です。そのため、他の顔の部分と同じように洗うと、唇だけ水分を失いやすくなります。
摩擦で刺激を受けること
ここでの摩擦は、リップメイクをクレンジングで落としたりマスクで擦れたりする場合などを指します。
マスク生活が当たり前になり、リップメイクが落ちにくい口紅やティントリップなどを好んで使う人も増えました。それに伴い、各化粧品ブランドも、マスクをつけたり食事をしたりしても落ちにくい商品を販売し、リップメイクがクレンジングでもキレイに落とせないとゴシゴシと擦る人も多くなりました。
この擦るという行為は、唇に刺激を与え、乾燥の原因となります。
栄養バランスの偏り
栄養バランスの偏った食事は健康によくありません。唇にも当然影響を与えます。特にビタミンが不足すると、唇がひび割れを起こすことがあります。
唇の乾燥を予防する保湿方法
唇の乾燥は、日々の食生活や習慣が原因です。それらを対処することで、うるおいのある唇を保つことができます。ここからは、唇の乾燥を防ぎ、ケアする方法をご紹介します。
唇の化粧もしっかりと落としてから保湿
唇が乾燥する原因のひとつは、落ちにくいリップティントや口紅をクレンジングでオフするときに、ゴシゴシと擦ることだとご紹介しました。しかし、擦ることがNGだからメイクを落とさないとなると、色素沈着のような新たなトラブルが起こります。
落ちにくいリップメイクは、ポイントリムーバーなどでやさしく落とすことが大切です。また、メイクを落としたあとは、顔の保湿に気を取られ忘れがちですが、唇の保湿も必ずしましょう。
ラップで簡単ケア
なかなか唇のうるおいを取り戻せないときにおすすめの簡単なケア方法をご紹介します。用意するものは、食品用ラップフィルムとリップクリームです。
まず、唇にリップクリームを塗ります。このとき多めに塗ることがポイントです。
次に、口元にラップをおき、リップクリームで唇にラップが張り付いている状態にします。そのまま、唇がうるおうのを待ちます。
5分程度でもしっかりとうるおいます。ラップを剥がしたあとは、残ったリップクリームをやさしく唇になじませましょう。また、お風呂で湯船に浸かっているときに行うと、さらに効果的です。
