2022.03.03
第2のレチノール？話題のエイジング成分バクチオールとは
アメリカで大きな話題を呼んだ成分「バクチオール」をご存知でしょうか。まだ名前を聞いたことがない方もいるかもしれません。
バクチオールはしわや色素沈着への効果があると考えられていて、「次世代レチノール」「第2のレチノール」とも呼ばれている成分です。
しかし、そもそもレチノールを知らない方も多いでしょう。バクチオールについてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
レチノールの代わりに使えると話題のバクチオールとは？
バクチオールとは、オランダビユという植物から抽出されるビタミンAのことです。
「しわ」や「色素沈着」などへの効果が期待できるとして、
海外では以前からバクチオールが話題を呼んでいました。
しわへの効果を期待するなら、厚生労働省が承認している成分・レチノールもおすすめです。しかしレチノールは熱や光に弱いことから日中の使用は難しく、
刺激も強め。そこで昼間でも使用できて低刺激だといわれるバクチオールが注目を集めています。
バクチオールに期待できるのは主に以下のような効果です。
・ニキビの改善と予防
ただし厚生労働省では現在のところ、バクチオールに対してはしわへの改善を認めているわけではありません。とはいえ実際に配合アイテムを使った人からは、
「効果を実感できた」との声も上がっています。今後しわへの効果が実証されるのか気になる成分がバクチオールです。
レチノールとは
レチノールとはビタミンAの一種で、厚生労働省から「しわを改善する」効能効果の承認を受けた成分です。
レチノールは、ヒアルロン酸の産生を増加させることにより皮膚を柔らかくして、しわを改善する働きをします。
しわの改善ができるうえに即効性といわれている点がレチノールの大きなメリット。「なるべく早くしわにアプローチしたい！」と感じているのなら、レチノールはおすすめです。
ところがレチノールには、光や熱に弱いというデメリットがあります。日中の使用が難しいため、夜用として使われるのが一般的。
またビタミンCを含む化粧品などと一緒に使うと刺激を感じたり、肌荒れを起こしたりすることから、ビタミンCとの相性は良くないといわれています。さらに刺激が強めであるため、敏感肌の場合は、レチノールの使用は推奨できません。そこで昼間も使えて刺激の少ないバクチオールが注目されているのです。
バクチオール配合コスメの入手方法
海外では、すでにバクチオール配合の美容液やクリームなどが多数販売されています。
多くはありませんが、日本でもバクチオール配合コスメは販売されていて、通販サイトなどでの入手が可能です。
また美容皮膚科でもバクチオール配合のアイテムを取り扱っています。試したいけれど不安要素があるという場合は、美容皮膚科で相談してみましょう。
