2020.03.19

デリケートゾーンのトラブル激減！？おりものシートが便利なワケ

生理用品の一つである「おりものシート」。とても優秀なアイテムで使っている方も多いかと思います！

生理前後や体調不良の時などでおりものの量が増えたり、臭いが変化したりするときってありますよね。
下着が汚れてシミになったり臭いが気になったりで、わたしたち女性の悩みのタネでもあります。下着が濡れてすごく不快な時もありますよね。

そんな女性の悩みに寄り添ってくれるのがおりものシートなんです！

「パンティライナー」
「エチケットシート」

といった名称でも知られていますね。

今回はそんなおりものシートを正しく有効に使うため使い方から解説していきます！

タイプ別おりものシートの特徴

おりものシートには使い捨てタイプと、洗って繰り替えし使えるタイプがあります。それぞれの特徴をまとめました。

使い捨てタイプの場合

なんといってもリーズナブルで手軽なのが特徴です。ドラッグストアなどで購入でき、様々な種類が販売されています。

使い捨てのおりものシートの使い方は、基本的には生理用ナプキンとほぼ同じです。おりものシート本体をフィルムから剥がし、粘着部分をショーツに貼り付けて使用します。ナプキンよりも小ぶりで、ショーツのクロッチ部分を覆う作りになっています。

ショーツに収まる大きさ＆とても薄いことから、装着していて何も気にすることなくファッションやスポーツを楽しめるのがポイントです。また、薄くてかさばらないので気になったときにお手洗いでさっと交換でき、おりものが多い日だってデリケートゾーンを清潔に保てます。

洗って繰り返し使うタイプの場合

こちらは布ナプキンと同様、リボンテープやスナップボタンでショーツに固定して使います。
素材はオーガニックコットンやシルク、リネンなどの天然繊維で作られており、かぶれや蒸れが軽減されます。肌触りと通気性が使い捨てタイプよりも優れているため、肌が敏感な方には特におすすめですよ。また繰り返し使えるのでとても経済的です。

面倒な点は、汚れたシートを持ち帰るための袋を用意することと洗濯の手間があること。
また、使い捨てタイプに比べると吸水力が少し弱いので、おりものがサラッと水っぽい場合は布タイプのシートはあまり向いていません。

シートの特徴を活かし、「自宅では布製・外出時は使い捨て」と使い分けてみるのも良いかもしれませんね。

ご自身の生活スタイルや肌の調子でシートの種類を選んだり、香りつきなら気分で変えたりするのも楽しいと思います。

使い捨てタイプのシートの選びかた

香り付きのものや、デオドラント機能付きのもの、肌に優しいコットン100％でできたものなど、種類もさまざま。ナプキンに比べて蒸れにくいので、肌の敏感な方でも安心して使用することができます。（コットン100％や肌に優しい素材でできたものを選ぶと、肌の負担がより一層軽くなります！）

また、おりものが多かったり、外出が多くて何度もシートを換えられない日は、1枚で2回分使えるおりものシートを使ってみると便利ですよ。汚れて取り替えたくなったら表面の層だけ（1枚目）を剥がし、その下のきれいな部分（2枚目）を使える仕様となっています。

おりものシートを使うメリット４つ

上でも幾つか紹介しましたが、再びおりものシートのメリットについて解説します！

①下着が汚れにくく長持ちする

下着に付いたおりものは時間が経つと固まり、洗濯機だけでは汚れが取りきれません。洗濯機に入れる前に下洗いをする方も多いと思いますが、手間になって面倒ですよね。それに長く使っていると黄色っぽいシミが残り、それが茶色っぽく変色してしまうことも。

しかしおりものシートがあれば下着におりものが付着するのを防ぐことができ、お気に入りの下着を汚す心配は無用です。しかも、おりものを落とす際のゴシゴシ洗いをせずに済むため傷みにくく、下着の長持ちにも繋がります。

②デリケートゾーンの臭い対策になる

おりものシートのなかにはデオドラント機能付きのものもあり、おりものの臭い対策にうってつけ！おりものが多い日もおりものシートを適宜交換すれば、臭いや漏れ対策にもなります。

デリケートゾーンの臭いは雑菌の繁殖が主な原因です。おりものシートを取り替えるたびに雑菌の少ないまっさらな状態になり、デリケートゾーンを清潔に保つことが可能となります。

③デリケートゾーンのかゆみ対策になる

デリケートゾーンのかゆみの原因もその多くは臭いの原因と同じく、雑菌の繁殖だと言われています。そんなかゆみ対策においても、デリケートゾーンを清潔に保つことは最重要事項です。ただ、シート表面の素材が肌に合っていないということも大いにあり得るので、コットン（綿）素材のものを選ぶのがベターでしょう。