2021.04.14
足裏の臭いの原因と徹底的に臭いケアする6つの方法
居酒屋でお座敷に上がるときや、友人宅にお邪魔するとき。
やっぱり気がかりなのは、「足の臭い」ですよね。
キレイに洗っているはずなのに、「時間が経つと臭いが気になる」という女性はとても多い様子。一体どうしてこんなに臭くなってしまうのでしょう？
実は、足は他のパーツよりも臭くなりやすい、さまざまな理由があるんです！
ただ洗っているだけでは不十分かも。
私は大丈夫！なんて方も油断は禁物。自分の臭いは自分ではなかなか気づきにくいもの。もしかしたら気づかないうちに「クサイ…」と思われている可能性も？！
本日は、「本当に正しい足の臭いケア」についてご紹介していきます♡
足は雑菌にとっての天国！臭いが発生しやすい３つの理由
ここからは「足が体のほかの部位に比べて臭いが発生しやすい理由」についてご説明していきたいと思います。
１、角質層が厚い
まず挙げられる一つ目の理由は、「足の裏は角質層が厚い」ということです。
足の裏を触ってみるとわかると思うのですが、他の部位よりも皮膚が硬くて、少しゴワゴワしていますよね。これは、足の裏の角質層がほかの部位と比べて厚いから。たとえば、顔の角質層の厚さは平均0.02mmと言われていますが、足の裏はなんとその100倍の2mmもあるのだとか！！
足の裏は常に体重を支え続けるため、衝撃に耐えられるように防御機能として厚くなっているのです。
ここで一つ疑問が起こります。
それは「角質層が分厚いのと、臭いにどんな関係があるの？」ということ。
実は、関係が大アリ！
角質というのはターンオーバーによってぽろぽろと剥がれていきますが、その剥がれ落ちた角質は、雑菌にとって恰好のエサ。つまり、角質がたっぷり存在する足の裏は、雑菌にとっては食べ放題の天国のような環境なのです。
２、汗腺が多い
また、「足の裏は汗をかきやすい」ということをご存じでしたか？
実は、足の裏には「汗腺」が非常に多いと言われています。
その数については諸説ありますが、1平方センチメートルあたり600個という説も。
この数は、体の部位の中で一番多いとも言われています。
たくさんかいた汗は、角質とともに雑菌のエサになり、分解・酸化されて臭いを発生しています。
また、食生活が乱れている人や、ストレスの多い日々を送っている人は、汗そのものに臭い成分が多いとも言われています。
３、靴で覆われている
一番大きな原因はコレ！外出するとき、足は常に靴で覆われていますよね。
裸足の状態なら、かいた汗も時間が経つにつれ蒸発していきますが、靴の中では汗が逃げる場所が無いので、ムレムレの状態に。高温多湿は雑菌にとって最高の環境なので、どんどん繁殖して臭いを発生してしまうのです。
特に革・ゴム・ビニール等でできているパンプス等は通気性が悪いので、注意が必要です。
さらに、女性の場合はストッキングやタイツを履くことも多いですが、これらを履いているとますます汗が逃げづらくなるので、雑菌の繁殖に追い打ちをかける原因になります。
このように、足は他のパーツと比べて、臭いが発生しやすいさまざまな条件が揃っていたんです！
しっかり臭いを防ぐためには、ほかの部位と同じようにただ洗うだけではダメ。きちんと「正しい方法」で臭いケアをすることが重要です。ということで、ここからは臭くなりやすい足の裏を徹底的にケアをする方法をご紹介したいと思います♡
ケア3、殺菌効果のある消臭ミストを使う
臭いが発生するのは、足の裏にいる雑菌が汗や角質をエサにして繁殖するからでしたよね。つまり、雑菌の繁殖を防ぐことができれば、臭いはコントロールできるということ！
そこで非常に有効なのが、「殺菌効果のある消臭ミスト」。
IPMP（イソプロピルメチルフェノール）などの殺菌成分が配合されたミストを靴を履くまえにシュッとスプレーしておけば、日中雑菌が繁殖するのを抑えることができます。
また、そういったミストを日ごろから携帯しておけば、「あれ、なんか臭ってきた…？」というタイミングですぐに消臭することができるのでおススメです。
ケア4、制汗クリームを使う
足裏の臭いがひどくなりやすい原因の1つが、汗をたくさんかくからでしたね。
つまり汗をかくのを抑えることができれば、雑菌はエサがないのでそこまで繁殖することもありません。
スプレータイプの制汗剤が主流ですが、クリームタイプの制汗剤ならしっかり密着して汗を抑えることができるのでオススメです。
