2022.05.24
デスクワークで首コリがひどい…ヨガで解消する方法をご紹介
皆さんは、「首コリ」という言葉を聞いたことや使ったことはありますか？「肩コリ」ほど馴染みのない言葉だと思いますが、長時間首の筋肉を使っていると、首の筋肉も肩と同じように凝り固まってしまいます。今回は、「首コリ」の原因や症状、解消できるヨガのポーズについてわかりやすく解説します。
簡単にできるポーズばかりなので、首が凝ってきたなと感じる方はぜひ試してみてください。
首コリにヨガは効果ある？
お家の中でできるエクササイズとして大人気のヨガですが、首コリを解消する手段としては有効なのでしょうか？ここでは首コリの原因や具体的な症状などをご紹介します。
そもそも首コリの原因は？
首こりの原因は「姿勢の悪さ」にあります。スマートフォンやパソコンを操作する時間が長くなり、これらを操作する際のうつむいた状態が続くことが原因です。首コリは首の後ろ側にある筋肉に負荷がかかり、筋肉が凝り固まってしまうことで発生します。
本来首の頸椎（けいつい）は、重い頭を支えるためにS字型になっているのですが、前かがみの状態が続くことで、ストレートや逆S字型になってしまいます。猫背の人は特に首コリになりやすいため注意が必要です。
首コリの症状は？
ひどい首コリが続く場合は（首の頸椎形が変わってしまうと）、筋肉への負担が増大し、身体に不調を感じるようになってしまいます。
具体的な症状としては、頭痛や慢性疲労、骨盤の歪みなどです。特に首の両脇には自律神経が通っているため、自律神経にも影響を及ぼし、うつや不眠症といった症状も出ることがあります。
なぜヨガが首コリ解消に効くのか
首コリ対策としてヨガは効果的だといわれています。その理由は、ヨガを習慣的に行うことで全身のインナーマッスルが鍛えられ、骨盤矯正体幹の強化につながるためです。それによって凝り固まった筋肉が元に戻り、首コリが軽減したり解消されたりするのです。
首コリ解消に効くヨガのポーズ
ここでは首コリ解消に効くヨガのポーズをご紹介します。自宅で簡単に実践できるポーズばかりなので、ぜひ試してみてください。
ラクダのポーズ
首コリ解消に効くヨガのポーズ1つ目は、「ラクダのポーズ」です。
2.両手を骨盤の後ろ側にあて、足をほどよく開き、両膝で立ちます。
3.大きく息を吸いながら、手の親指を外側にして両方のかかとをつかみます。
4.そのまま息を吐きながら、おへそを天井の方に向けるつもりで、上半身を天井に向けて反らします。
5.その状態を保ちながら数回呼吸をしてください。
猫のねじりのポーズ
首コリ解消に効くヨガのポーズ2つ目は、「猫のねじりのポーズ」です。「猫のツイストポーズ」ということもあります。
2.右腕を左肩の下に引き入れて、右腕、右肩、頭を床につけます。（身体を半分ツイストしているような状態です）
3.その姿勢のまま数回呼吸をし、身体が安定していると感じたら左手を天井に向けて一直線になるように上げます。
4.数呼吸おいたら、同様の手順で逆側も行い体を伸ばします。
うさぎのポーズ
首コリ解消に効くヨガのポーズ3つ目は、「うさぎのポーズ」です。
2.両膝は腰幅、爪先を立てた状態で膝をついて、お尻をかかとに乗せます。
3.背中の上で左右の腕を組んで、組んだ手を天井に向けて真っ直ぐになるまで少しずつ上げていきながら、同時に頭を床につけます。
4.この状態をキープし、30秒程度ゆっくり呼吸をします。
ダンサーのポーズ
首コリ解消に効くヨガのポーズ4つ目は、「ダンサーのポーズ」です。
2.右足を後ろに向けて上げていきます。このとき膝を曲げても構いません。
3.右手で右足の足首をとり、バランスをとります。
4.バランスがとれたら、右足のかかとを持っている手を離し右手も伸ばします。
5.左手は右手の反対方向へ（前方斜め上へ）引き合うように伸ばします。
6.左手と一緒に徐々に身体も前に倒します。
まとめ
首コリを放っておくと、慢性疲労や頭痛、ひどい場合には自律神経が乱れ、うつの症状が現れてしまうことがあります。そうならないためにも、普段からデスクトップやスマートフォンを操作するときは姿勢に気をつけておく必要があります。
もし「首コリ」が気になる場合には、上記でご紹介したようなヨガのポーズを継続的に行うことでインナーマッスルが鍛えられ、「首コリ」を軽減、解消しやすくなります。
少しの時間とスペースで簡単にできるポーズばかりなので皆さんもぜひ試してみてください。
