2023.08.30
乳首の黒ずみが起きる原因には何があるの？予防方法や対処法も紹介
乳首の黒ずみに悩んでいたり、コンプレックスを抱えてしまったりする人も多いでしょう。また、「恋人にどう思われているか不安」と感じている女性も少なくありません。
そんな乳首の黒ずみについて、原因と対策を紹介します。どう対策したらよいかわかれば、予防や改善に役立てられます。
乳首の黒ずみが気になっているという人は、ぜひ記事の内容を参考にしてください。
乳首の黒ずみの原因
乳首が黒ずんでいるのには、さまざまな原因が考えられます。代表的な原因は次の4つです。
・摩擦による刺激
・女性ホルモンの分泌量
・ターンオーバーの乱れ
・炎症や病気
それぞれについて内容を紹介します。
摩擦による刺激
乳首が黒ずむ代表的な原因が、摩擦による刺激です。刺激を受けた乳首はメラニン色素を分泌し、それが堆積すると、黒ずみの原因になります。
下着・衣類での摩擦は、特に大きな黒ずみの原因です。乾燥によるかゆみで掻いたときも、黒ずみは悪化してしまいます。
女性ホルモンの分泌量
乳首の黒ずみには、女性ホルモンの分泌量も関係しています。なぜなら女性ホルモンのエストロゲンは、メラニン色素の合成を促すからです。
妊娠中や授乳中は、エストロゲンの分泌量が増えて乳首が黒ずみます。ただし女性ホルモンの分泌量で黒ずみが生じた場合、授乳期間が終わるともとの色に戻るでしょう。
ターンオーバーの乱れ
乳首の黒ずみは、ターンオーバーの乱れによって生じるときもあります。不規則な生活で肌の調子が悪いなら、乳首の黒ずみが気になってくるかもしれません。ターンオーバーの乱れが影響するのは、メラニン色素を排出できずに色素沈着してしまうからです。
炎症や病気
炎症も、考えられる原因の1つです。肌の炎症が持続的に起こると、メラニン色素が過剰に生み出され黒ずみに繋がります。
また病気が原因で黒ずみが発生するパターンも。疑わしい場合は、なるべく早く病院で相談しましょう。
乳首の黒ずみへの対策
乳首の黒ずみへの対策も紹介します。生まれ持った肌の色よりも乳首の色を薄くする、ということは困難ですが、後天的な黒ずみなら予防できます。対策として考えられるのは次の4つです。
・摩擦や乾燥を防ぐ
・生活習慣を改善する
・紫外線を避ける
・治療を受ける
黒ずみの対策についても1つずつ見ていきましょう。
摩擦や乾燥を防ぐ
刺激や乾燥などは、乳首の黒ずみの原因になります。可能な限り摩擦や乾燥を防ぐよう意識しましょう。
締め付けのない下着や衣類を身につける・肌に合わない洗剤の使用を避ける・かゆみがあっても掻かない・保湿を行うなどを意識しましょう。普段の生活でコツコツ意識することができれば、後天的な黒ずみの予防になります。
保湿する際は、乳首の黒ずみに特化した美白クリーム等を使用するとより効果的です。
生活習慣を改善する
乳首の黒ずみ予防・改善には、生活習慣を見直してみましょう。不規則な生活は肌のターンオーバーの乱れにつながります。
バランスのよい食事をとる・水分補給を行う・質の良い睡眠をとる・適度に運動をするなど、生活習慣の見直しは肌全体のケアにもつながるので、おすすめの方法です。
治療を受ける
乳首の黒ずみが気になっているのなら、クリニックでの治療が受けられます。治療方法は塗り薬、もしくはレーザー治療があります。
2つの治療方法について、それぞれ内容を解説します。
塗り薬
皮膚科や美容皮膚科を受診して相談すると、塗り薬を処方してもらえます。処方されるのは、ハイドロキノンやトレチノインなどを含む塗り薬です。
しかしすべての人に塗り薬が合うわけではありません。肌荒れや炎症を起こすと色素沈着を起こしてしまい、黒ずみが悪化する可能性も考えられます。塗り薬を使ってみて異変があったなら、すぐに使用を中止して医師に相談しましょう。
レーザー治療
レーザー治療によっても乳首の黒ずみが改善できる場合があります。輪ゴムで弾くような痛みはありますが、治療時間は5分程度です。
レーザーを照射すると薄皮がはがれ、新しい皮膚が出てきます。ダウンタイムはあるものの、数回治療を受けると色の改善が見られるでしょう。
ただしレーザーによる治療は保険適用外で、全額自己負担です。治療後にはダウンタイムもあります。そのため治療前には医師によるカウンセリングを受け、しっかり検討しましょう。
